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コミットさせない

 最近、数回お話させていただいたKさんとの話の中で盛り上がった点を一つ。

 コーチングの個人セッションでは、最終的に自分が作り上げた目標やプロセスにコミットすることが一般的だと思いますし、私もケースによってはもちろんコミットするタイミングを設けています。
 ただ、場合によっては、コミットさせないケースもありますよね?というのがKさんと意気投合した点です。

 私の場合は、次の2点に留意しています。

  1. 相手がどのタイミングで納得するか?
  2. 自らコミットするか?

 個人セッションで無視してはいけないのは、クライアントが納得しているかどうかということです。損なのは当たり前だと思われる事柄ですが、クライアントが納得するのは個人セッションのあとの場合があります。実際にやってみて、初めて納得される方も結構いますし、初めてのことをやる場合には、むしろ目標とプロセスに憶測を含んでいるので、本当の意味でコミットできるのは、動き始めてからになると思います。

 2点目の自らコミットするかどうかは、当然クライアントの動きなのですが、コミットは「させる」ものではなく、自発的にするものだと思いますので、あえて「コミットさせない」という選択肢を私は考えています。対等な関係であれば良いのですが、例えば上司と部下の間での個人セッションであれば、コミットさせる瞬間に上下関係が生まれてきてしまいます。

 Kさんはこのあたりを明確に使い分けているようでして、勉強になりました。特に解決志向のプロセス形成においては、まだ起こっていないことに取り組むわけですから、この考え方は重要ではないかと感じています。

 久しぶりに、まじめなコト、書きましたね。。。。私。

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