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「解決志向の実践マネジメント」を拝読しました

嘘つきは泥棒のはじまり

 子供のころ、こんな表現でウソをついていることを戒められたことがあります。

 よく考えてみると、「嘘つき」であることと「泥棒」であることには、適切な関連性はありません。

 倫理的・精神的な意味合いではもちろん大切な戒めの言葉です。

 ストレートに言えば、

うそをつくことは人としていけないことです。

とか、

あなたがウソをつくと、私は悲しいです。

といった表現にするのが良いと思います。

 本題に入る前に問題を作る表現方法について、ちょっとこの言葉を思い出してしまいましたので、失礼。
 適切な関連性がない事柄を結びつけると、あら不思議、結びつけて考えてしまうんですね。
 反対の例では、「痛いの痛いの飛んでけ~」という問題の切り離しというのもありますけど。

 さて、今日の本題ですが、尊敬する青木安輝先生の著書「解決志向の実践マネジメント」が発売されました!(おめでとうございます!)

 内容はもちろんソリューションフォーカス、つまり解決に焦点をあてたアプローチ方法についてです。

 コーチングにしてもカウンセリングにしても、問題に焦点をあてることが解決だと考えられがちですが、実際には違います。問題がなくなっても解決しません。(モノづくりや事故原因の究明は別ですよ)
 違う表現をするならば、次の問いにあなたはどのように答えますか?

過去に焦点をあてて考えることで未来はどのように決まりますか?

 そう、解決志向とは本来見据えるべき事柄にきちんと焦点をあてる方法なのです。どのような「志向」とするかは、問題によって区別すれば良いことになるわけです。

 コーチングやカウンセリングをすると、本来気持ちを楽にしたいクライアントを追い込んでしまうことがあります。これは、原因志向、とりわけ自己原因志向になってしまうからだと私は感じています。
 事柄によって「解決志向」と「問題(原因)志向」を使い分けることと、クライアント自身のあり方についてのアイデンティティ・オリエンティッド(自己回帰・自己本質)との関連性を見極めていくこと(ちょっとややこしい表現になってしまいましたが、自分らしさと行動とエコロジーチェック)を含めて考えていくことで、クライアントや組織の自己実現ができるのではないかと思っています。

 コーチングやリーダーシップのあり方として、この一冊。私のバイブルです。

 青木先生、次作も楽しみにしていますね。

青木 安輝 / 河出書房新社(2006/02/11)
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