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言語化・可視化・数値化+人間関係

 当然といえば当然なのですが、マンネリ化した言葉では共有できないことが多々あります。
 格好良く言えば、先日の打合せでの私の役割はファシリテータ。最初の一歩を踏み出すお手伝いができたと思っています。

 その中で役に立ったのは、たった2枚の紙の資料です。(悪いという意味ではないですよ)
 ほとんどが数字の経営計画の資料。でも今後の想定が凝縮された一覧表です。

 本質的には、この一覧表を今後共有して、これをもとに行動していくことになります。

 これまでも、ある意味では具体的であり、ある意味では抽象的な言葉が社内を飛び交っていました。それぞれの立場の話を聞きに行くと、「なるほど、もっともですね。」と言いたくなるようなお話ばかりです。(全体最適と部分最適の話でもあるのですが、今日はちょっと違う趣旨なので、こちら方面の話は省略)
 伺った話をまとめていき、一つの資料にまとめ、ようやく全体像が見えてくる、そのお手伝いをしたのが私の立場です。

 実は、同じ内容の資料を作ったのは、これが初めてではありません。
 毎年作っているのです。
 でも、今回は違った立場の人たちが合意して出来上がった資料です。
 意見を伺い反映させたことも、考え方もほとんど変わらないのに、今回初めて共有できました。

 なぜでしょう?

 思い当たるのは、つぎのような事柄です。

  • 合意形成のプロセスを出席者全員が見ていたこと
  • 共有資料を第三者的な目で見て、客観視できたこと
  • 変化させるプロセスで発生する影響をお互いを尊重して確認しながら進められたこと
  • 結論が書かれている資料を前にして、感情的にならず、落ち着いて議論できたこと

 もうひとつ、思い当たるのは、「全員が一堂に会したこと」。過不足ないメンバーで忌憚のない意見を交わせたことも大きいと思います。
 部署の論理の違いは感情にまで影響することもありますし、場所の違いは普段の人間関係を疎遠にしてしまいます。
 情報化社会とは言わないでも、電話にFAX、メールで集めた情報でつくっていた資料を今回は個別にうかがって作ったこと、そして、一堂に会して議論したことも合意・共有につながったのではないかと考えています。

 共有するためには、「言語化」「可視化」「数値化」が必要だと学んできましたが、これだけでは足りないのですね。
 個人へのコーチングのセッションでは、クライアントの持つ人間関係もリソースとして取り扱いますが、成果を出すためのベースとして重要であること、実感しています。

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