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考える速さ

 ただいま、「ファシリテーター型リーダーシップの時代」という本を読んでいます。
 その中の言葉につぎのようなものがありました。

 私たちは、人の話を聞いているときのほうが話しているときよりもずっと速く物事を考えることができる

 当然と言えば当然なんですけど、核心をつく話だと思います。
 話す速さや能力の問題ではなく、話し手・聞き手の考える速度が違うということ。
 だからこそ、その先を読んでしまうなどして、人の話を遮ってしまい、「聞くこと」ができない。
 コーチングのトレーニングをしてから、「聞くこと」については以前よりできるようになったと思っていますが、自分の聞く能力が多少向上して来たから、という理由でした。
 相手のペースに合わせる(ペーシング)も、クライアントのオートクラインがどうのとか・・・・・、と言うことよりも、誰もが「話しているとき」と「聞いているとき」の思考速度が違うことを認識しなくてはいけないという、基本的なことを私は理解していなかったのですね。自分が話しているときも遅くなっている、相手が話しているときも遅くなっている、つまりはこのことを前提として相互理解していることが重要ですね。私も例外ではなく、話すときは思考速度が遅くなっている、ということを認識できた今日は、良い一日です。
 相手へのペーシングを意図的に行っていく(その後のこちらへのペースに引き込むことも含めて)わけですが、話してもらっているときに相手のペースが落ちていることを理解できたので、今までより、もっと気楽に「聞くこと」「ペーシング」ができます。
 この言葉の1ページ前には「話を聞いている間は何も判断しない」という言葉がありました。この言葉を読んだときは、「これは確かにトレーニングが必要だな!」(ファシリテーションにおいてもの意味で)と感じました。でも、人間の行動の速度(話すor聞く)は変化することを認識していれば、聞き方も違ってきますね。トレーニングよりも正しく認識しておくことが大切でした。
 聞くことがなかなかできないということは、実はこういった行動速度の違いを認識しないでいたために、きちんとした気遣いができなかったことになるんですね。
 言葉にするまでの沈黙も含めて、ゆったりと聞いて行きたいと思います。

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