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時間の完了と行動の完了

 「完了」、区切りをつけることです。
 終わってしまうのは、「終了」だそうです。

 コーチングでもよく出てくる言葉なのですが、今日はちょっと別の見方で。

「お疲れ様でした」

 毎日、会社から帰るときにお互いに掛け合う言葉で、自然に出ています。
 でも、これは時間のみの完了(単にあいさつ)とも言えます。
 今日も先に帰る社員に声をかけましたが、本当は、「今日の仕事の○○が終わったよね」といった言葉が出れば、社員が今日やった仕事〔行動〕に区切りをつけることができます。事実をフィードバックするだけなんですけどね。
 これをやっていない上司は大変多い!この言葉だけで、部下は救われる。明日もやる気になる!そんなふうに思います。(私は特殊な部署なので、部下がいませんが)
 そんなことを会社で感じていました。

 以前、私のコーチングの先生の一人であるTさんは、素直に表現することの大切さを教えてくれましたが、なんとなく自分の中では咀嚼できていませんでした。
 その後、一緒に御寿司を食べに行ったとき(ご馳走様でした)にも、「おいしかったです!」とお会計の際に伝えていました。そのときも私はまだまだよく分かっていませんでした。
 最近教えていただいている交流分析でエゴグラムで自己診断すると、私はFCもACも低いんですよね。FC的な感情表現のチャンネルが低くて、こういう表現が素直にできなかったのですが、数回のトレーニングでできるようになりました。
 さて、見回してみると表現せずに終わっていることが多々ありました。特にお礼関係は表現がダメですね。
 このことに気づいたからには、早速母屋の義父に「帰りました。(普段はここで終わり)昨日いただいた肉じゃが、おいしかったですよ。ほくほくしていて。ご馳走様でした。」と話して見ました。いつもなら「うぉーい」という返事だけだったのですが、今日はなんとなくニコニコ。こちらも嬉しい、そんな瞬間でした。

 意図的に表現すると言うことになるのかもしれませんが、それぐらい意図していないと相手がどんな気持ちでしていてくれるのか、どんなことをしてくれているのか、いつしてくれているのか、見落としてしまうと同時に、時間が思いを風化させてしまう。コミュニケーションが悪いと人間関係が悪くなると言いますが、これはもはや不作為の無視行動なので、気持ちとは裏腹にコミュニケーションが悪化してしまうことになるんですね。
 行動・思考・感情にアンテナを張りながら、受け取ったそれぞれに対して接点を持つ(→完了する・区切りをつける)ことは本当に重要なことですね。

 良い感情は、もっと前面に出して生きて行くのが、人生楽しそうです。

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コメント

 どうも!ごぶさたです!
 この間、ふと「お疲れ様」の言葉をかけながら感じたのでありました。「今日の仕事は、○○が良かったね。明日もヨロシク!」なんて言葉をつけてみたいものです。よく見ていてあげないとできないことですけどね。
 やはり、注意深くアンテナ張ってフィードバックするくらいの意気込みでいないと、受け取る感覚が鈍っていくのが分かるこのごろです。
 また、ゆっくりとお話しましょう。

投稿: しみず | 2005年9月18日 (日曜日) 13:34

清水殿 天晴れ!
こんなに素敵なブログ書いていたんですね!とても興味深く味わいながら読ませて頂きました。
「お疲れ様」・・・司会業界でもホテル業界でもよくよく使います。
そうか・・何か足りなかったものはそれかーといった発見をすることができました。
普段仕事で使っている「お疲れ様」は、時間のみの完了だったんですね。行動内容の完了をして初めて癒しのある完了になるのですね。清水の親分 なかなかやるじゃないか!

私も23、4の頃、朝日カルチャーセンターで交流分析をまなび、父との関係を修復できた好感触の思い出があります。今心理カウンセリングを学び始め、そこでなつかしの交流分析に再開したところなんです。そんな折親分からの交流分析の話があり、その共時性に驚いています。あっごめん。長くなってしまいましたね、またゆっくりと・・7期仲澤 

投稿: 仲澤 宏一 | 2005年9月18日 (日曜日) 00:57

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